今後の薬剤師の年収

薬剤師は、現在飽和に向かっているというニュースを見かけます。

年に約7000〜10000人の薬剤師が誕生し、これからは過剰時代が
くるのではないか、と一部では報道されています。

薬剤師の過剰時代

また、薬剤師需給動向の予測に関する研究では、薬剤師は長期的には
過剰になる可能性がある、とのデータもあります。

これからの薬剤師は供給が過剰になり、食べていくのにも困るようになるのでしょうか?
確かに、薬剤師は都市部では多くなり、調剤薬局でのパートの時給等は安くなってきた、
という話も聞きます。

しかし、長期的に考えて、薬剤師の仕事がなくなるかと言われれば、答えはNOだと
思われます。

それには、何点か理由があります。

1.6年生の薬剤師は、医療人として、チーム医療の一員としての役割が求められていること
2.在宅での医療が今後増えていくこと
3.薬剤師よりも輩出数が多い理学療法士等が飽和といわれながらも就職難には陥ってないこと
4.薬剤師は、地方偏在が大きく、地方はまだまだ薬剤師不足だということ
5.薬剤師の求人数は、現在のところ、供給よりも需要が多いこと

などが挙げられます。

これらのことから、今後、薬剤師の年収が急激に下がるということは考えにくいと思われます。

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